イチロー 決勝打は「偶然降ってきたわけではない」

[ 2013年4月24日 13:10 ]

レイズ戦の8回、ニックスの左前打で、三塁に滑り込むヤンキースのイチロー

ア・リーグ東地区 ヤンキース4―3レイズ

(4月23日 セントピーターズバーグ)
 ヤンキースのイチローは23日、セントピーターズバーグでのレイズ戦に「8番・右翼」で出場し、4打数2安打2打点で、9回に試合を決める2点適時打を放った。

レイズの抑えロドニーの真ん中直球をたたいた当たりはねライナーで中前に2人の走者が相次いで生還。イチローも一塁ベース上で、してやったりの表情をだった。

 「今日みたいな日が偶然降ってきたわけではない。それは自分でつかむもの。待っているだけでは来ないですから」とイチロー。結果が出ても出なくても、いつも通りの準備は欠かさない男だから言えるセリフだった。

 内野手を中心にけが人続出のヤンキースでジラルディ監督は苦悩の毎日だが、イチローの決勝打には「大きいヒットだ」と笑み。「彼の絶好調をわれわれは知っている。これから上がってくれれば」と打率2割2分の状態もいずれ脱するだろうという予測を口にした。

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2013年4月24日のニュース