バレンティン“勝負”に「100%集中」興奮で思わずポーズ

[ 2013年4月23日 21:55 ]

<ヤ・広>8回2死二、三塁、左中間2点適時二塁打を放ったヤクルト・バレンティン

セ・リーグ ヤクルト3―1広島

(4月23日 神宮)
 お立ち台に上がったヤクルトのバレンティンは「ありがとうございます」と日本語で第一声を上げた。

 1―1の同点に追いつかれた直後の8回、決勝打の場面。2死二、三塁で一塁が空いていたため「勝負してこないと思っていた」というが、勝負と分かり「気持ちを切り替えました。100%集中して何とかランナーを2人返そうという気持ちで打席に立ちました。結果が出て、チームに勝利をもたらすことができて、本当にうれしいです」と胸を張った。

 二塁ベース上で思わず大きく手を叩いて喜んだ。「チームが苦しい状況だというのは分かっていたので、あのヒットでイケるんじゃないかと思い、興奮してしまってポーズが出てしまいました」と終盤の千金V打を振り返った。
 
 チームは連敗を5でストップ。9連戦の初戦を取り、悪い流れを断ち切った。「きょうの勝ちが明日からの連戦に向かって、いい弾みになればいいと思います」。最後も日本語でメッセージを求められ「明日、頑張ります」と声高らかに“反攻”を宣言した。

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