楽天　マギー　真面目な「メモ魔」　イチローに教えられた日本のレベルの高さ

楽天のマギー
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　開幕から好調をキープし、打率．３７７でパ・リーグのトップに立っている楽天のマギーは「メモ魔」だ。「今ではノートは日記みたいなものになっている。具体的には言えないけど、書くことはたくさんある」。オープン戦の期間から打席で感じたことや捕手の配球などをノートに書き込み、シーズンに入ってからも活用している。

　メジャー通算６１本塁打。２１日のロッテ戦（ＱＶＣマリン）では来日初となる２本塁打をマークするなどパンチ力に目を奪われがちだが、常にボールを呼び込んで逆方向に打つことを心掛けているため、大崩れが少ない。

　昨季はヤンキースでイチローとも一緒にプレーした。「日本の野球はレベルが高いと教えられた」。

　１月の入団会見前には、ヤ軍からチームメートだったジョーンズと、東日本大震災で大きな被害に遭った宮城県名取市を訪問した。卓越した技術と向上心を持ち、性格も真面目。「（ジョーンズは）野球人としてだけでなく、人間としても尊敬している」と頼もしい兄貴分もいる。マギーが日本で成功する土壌はそろっている。