プロ野球選手年俸調査 球団別トップは2年連続巨人

[ 2013年4月23日 06:00 ]

 労組・日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)は22日、選手会加入選手の年俸調査結果(出来高払い分は除く)を発表した。支配下選手727人(3月29日時点)の平均年俸は3733万円で、昨年から83万円(2・2%)減。80年の調査開始以降、初めて2年連続のダウンとなった。

 同選手会の森忠仁次長は「米国球界への移籍や出来高払いが増えたことも要因」と分析した。年俸1億円超の選手も71人で昨年から7人減。球団別の支配下公示選手の平均は巨人が6155万円で2年連続のトップ。昨年2位の阪神は3861万円で、4位となった。

 年齢別では23歳以下(全体比22%)の平均年俸が5・2%増の938万円、36歳以上(全体比8%)が13・2%減の9219万円だった。

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2013年4月23日のニュース