打率1割台 コンラッド2軍降格へ 和田監督「まずは気持ちの面」

[ 2013年4月22日 12:13 ]

<神・ヤ>7回無死、コンラッドは空振り三振に倒れる

 阪神のブルックス・コンラッド内野手(33=レイズ)が、22日に2軍降格となることが21日、分かった。助っ人砲はこの日も7回に藤浪の代打として出場したが、あえなく空振り三振。低迷打開の兆しが見えず、降格が決まった。

 コンラッドはここまで19試合に出場して50打数9安打、打率・180、0本塁打、0打点。開幕から17日の巨人戦(東京ドーム)までの16試合に「7番・三塁」で先発起用されるも、低空飛行。さらに離脱していた新井良の状態が上がってきたこともあり、19日のヤクルト戦(甲子園)からベンチスタートだった。

 20日にコンラッドの状態について問われた和田監督は「状態が悪いわけじゃない。ただスイングで直さないといけないところがある。まずは気持ちの面。結果が出ないから、ボール球にも手を出してしまう。そこを落ち着かせないと」と分析した上で、「落ち着いたら、また使う」と話していた。気持ちを整理させるための暫定的な降格とみられる。

 「今のまま1軍にいても状態が上がりようがない。気持ちやフォームをやり直して、もう一度、上で、ということでしょう」と球団関係者。2軍は23日から甲子園でウエスタンリーグ・広島3連戦を戦う日程となっており、コンラッドも23日からチームに合流して試合に出場する見通し。代わって田上が22日から1軍に合流する。

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2013年4月22日のニュース