十亀 リベンジのプロ初完封 開幕3戦目は9回2死から被弾

[ 2013年4月22日 06:00 ]

<日・西>8回、汗を飛ばしながら力投する西武・十亀

パ・リーグ 西武11-0日本ハム

(4月21日 札幌D)
 打線の大量援護にも守られ、西武・十亀がプロ初完封を飾った。

 「この前は完封を阻止されてしまったから、なんとかリベンジしたかった」。3月31日の日本ハム戦(西武ドーム)では、プロ初完封まであと1死と迫りながら、アブレイユに2ランを被弾し降板。その同じ相手に完封を飾り、喜びもひとしおだった。

 5安打10奪三振で139球の熱投。8回終了時点ですでに球数は122球に達していたが、渡辺監督に続投を志願した末につかんだ初完封だった。この日は父・剛さんの57歳の誕生日。いつも応援してくれる父へ最高のプレゼントを贈った。

 チームは4カード連続の勝ち越しで首位を守った。「強いライオンズを見せられるように頑張りたい」。次々と若手が台頭する中、十亀も負けじとチームをけん引する。

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