レッドソックス テロ後初本拠で破竹7連勝 3万超え観衆興奮

[ 2013年4月22日 06:00 ]

<レッドソックス・ロイヤルズ>試合前、連続爆破テロの犠牲者を悼み黙とうするレッドソックス・上原(中央)ら

ア・リーグ レッドソックス4―3ロイヤルズ

(4月20日 ボストン)
 連続爆破テロがあったボストンを本拠地とするレッドソックスは20日(日本時間21日)、事件後初のホームゲームで劇的な勝利を収めた。1―2の8回にナバが逆転4号3ラン。7連勝をマークし「ここで勝つことに意味がある」と話した。

 8回表終了時にフェンウェイ・パークで流れる名物曲「スイート・キャロライン」。この日は、「生歌」でファンに届けられた。同曲を1969年にヒットさせた歌手ニール・ダイアモンド(72)が試合開始30分前に球団へ「ボストンに来た。行っていいか?」と連絡して実現。熱唱の直後、逆転弾が生まれた。

 厳戒態勢の本拠地には観衆3万5152人が集結。試合前のセレモニーで犠牲者に黙とうをささげ、テロの標的となったボストン・マラソンの参加者が始球式を務めた。上原は「今までは野球を普通にできることが当たり前だった。今日は特別な日」と口にした。

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