チェンとの対決制した!黒田 快投にも淡々「状態良くなかった」

[ 2013年4月15日 11:52 ]

オリオールズ戦に先発し、完封で今季2勝目を挙げガッツポーズで喜ぶヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース3―0オリオールズ

(4月14日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田が14日、オリオールズ戦に先発し、9回5安打無四球3三振で、今季初完封で2勝目(1敗)を挙げた。オリオールズは元中日のチェンが先発したが、6回6安打3失点で敗戦投手となった。

 試合後、黒田は「そんなに状態は良くなかったが、何とか投げられた」と振り返ったが、持ち前の打たせて取る投球でオリオールズ打線に三塁を踏ませぬ好投。3、5、7回には先頭打者に安打を許したが、後続をきっちり打ち取った。

 3日の初登板では右手中指に打球を受けるアクシデント。2戦目は5回1/3を3失点も「どこか怖がって(中指の)最後のひと押しが足りなかった」と話していた。「1、2戦目と良くなかったので、流れを変えたかった」と黒田。会心の投球を「スライダーが良くなかったので見せ球にして、ツーシームで打ち取れた」と冷静に振り返り、「今日は今日で終わりなんで、しっかり調整したい」と長いシーズンに目を向けた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年4月15日のニュース