大谷「大したケガじゃない」最短の24日にも1軍復帰

[ 2013年4月15日 06:00 ]

チームを離れ、新神戸駅から新幹線に乗る日本ハム・大谷

 日本ハムの二刀流ルーキー・大谷翔平投手(18)が14日、右足首捻挫のため出場選手登録を外れ、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設に戻った。13日のオリックス戦(ほっと神戸)でファウルゾーンへの打球を追いかけた際に負傷。一夜明けたこの日、神戸市内のホテルで取材に応じた際には報道陣に笑顔を見せるなど悲壮感はなく「大したケガじゃないので、大事を取ってという感じ。長引くようなものじゃない」と軽症を強調した。

 栗山監督も「(症状は)軽かった。良かったよね」と安どの表情。今後については「状況を見てから」と数日間の様子を見て判断する。大谷は15日に再検査を受け、その結果と今後の回復次第では、最短の10日間で24日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)から野手として1軍復帰する可能性が出てきた。

 ただ、投手としては右足は軸足となるため当面は無理できない。21日に予定されたイースタン・リーグ、楽天戦(鎌ケ谷)での先発は回避する方向で、1軍投手デビューは大幅に遅れるのは避けられない。それでも大谷は「まずしっかり治す。キャンプ中にも(張りなどは)あった。神経質にならないようにやっていく」と前を向いた。

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2013年4月15日のニュース