“打点マシン”嶋 肉食変身のV打 リーグ1位14打点

[ 2013年4月13日 06:00 ]

<楽・西>2回2死二塁、片岡の右前打で石川(右)が本塁を突くも楽天・嶋(中央)が好ブロックを見せる

パ・リーグ 楽天3-2西武

(4月12日 Kスタ宮城)
 メジャー通算61本塁打のマギーは、敬意を込めて楽天・嶋のことをこう呼ぶ。「打点マシン」。昨季8打点の嶋が、早くも今季14打点でリーグトップを独走。その要因は「草食」から「肉食」への思考の転換だった。

 「去年はチャンスでも“次につなごう”と思って打席に入っていたけど、今年は“自分で決める”と思って打席に入っています」。同点の7回1死三塁。2ボール1ストライクから甘いチェンジアップを見逃さず、左前にはじき返した。

 右手親指の骨折もあった昨季は91試合の出場に終わり1本塁打、8打点。勝負強い打撃は鳴りを潜めた。そんな嶋に対し、2月の沖縄・久米島キャンプ中から田代打撃コーチは「もっと打撃に自信を持て!」、「おまえの打撃技術は凄い!」と声を掛け続けた。同コーチは「1年で8打点の選手ではない。だから意識を改革しようと思った」と振り返る。星野監督も「(嶋は)ほんまよう仕事をしとる」と目を細めた。

 すでに12試合で14四球を選んでいるジョーンズを筆頭に、牧田、マギーも打撃好調で4~6番の出塁率が高いだけに、恐怖の8番は「いいところで自分に回してくれる。いい集中力で打席に入っていける」。クラッチヒッター(勝負強い打者)ぶりが板についてきた嶋は、捕手というポジションとともに、攻守でチームの要となっている。

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