ダル 岩隈と激突へ 開幕3連勝に立ちはだかる3つの壁

[ 2013年4月13日 06:00 ]

ファンにサインをするレンジャーズのダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュは12日(日本時間13日午前11時10分開始)のマリナーズ戦に先発し岩隈と投げ合う。昨年9月14日以来、メジャーでは2度目の対決。開幕3連勝を狙う右腕にとって岩隈とともに立ちはだかるのが3つの壁だ。

 敵地セーフコ・フィールドは昨季2戦2敗で、防御率9・58と相性が悪い。加えて今季は左翼ポールから右中間にかけて、外野フェンスがホーム寄りに移動。中堅で4フィート(約1・22メートル)、左中間は14フィート(約4・27メートル)も狭くなり、投手にとっては不利な要素が加わった。

 今季のマ軍は09年34本塁打のモラレス、通算272本塁打のイバネスら長距離砲が加入。ダルビッシュも前日には「いろいろな選手が入って、強力になっているのではないか」と警戒していた。

 3つ目はシアトルの寒さで、試合開始時の気温は9・4度の予報。地元で2勝目を挙げた時は25・6度だったので、寒暖差も気になる。皮がめくれるアクシデントに見舞われた右手薬指の回復は順調で、この日はキャッチボールなどで調整。3つの壁を乗り越えて岩隈に投げ勝ち、残り9に迫った日米通算1500奪三振も実現する。

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