「好きに打て、サインないぞ」で発奮 宮崎が代打決勝打

[ 2013年4月10日 21:51 ]

10回、決勝打を放ち、一塁上で喜ぶオリックス・宮崎

パ・リーグ オリックス4-2ソフトバンク

(4月10日 北九州)
 オリックスは2―2で迎えた延長10回、1死満塁から代打・宮崎があと少しで本塁打というフェンス直撃の決勝打を放った。

 先頭の坂口が左前打で出塁し、糸井が四球、縞田が右前打と続いて作った満塁の好機。絶好の勝ち越し機で起用された宮崎は「監督さんに好きに打っていけ、サインないぞと言われたので、よしやってやろう」と任された打席で期待に応えた。

 3年前の本塁打王に代え、今季ここまで1打席しか立っていなかった宮崎を打席に送った森脇監督も「たとえ凡打でも、悔いはなかった」と迷いのない一手だったことを強調した。

 オリックスは今季初の3連勝。開幕カードこそ2試合連続サヨナラ負けを喫したものの、チーム防御率1位、チーム打率1位と投打ともに好調で2位に浮上した。

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