ライアン小川 地元で、両親の前で6回1死までノーヒット

[ 2013年4月10日 21:02 ]

<中・ヤ>ヤクルト先発・小川の豪快なフォーム

セ・リーグ ヤクルト4―2中日

(4月10日 ナゴヤD)
 ヤクルトのドラフト2位、小川が球団初の初登板から2連勝。しかも、6回1死までノーヒットノーランの快投を見せた。「たまたま」と謙遜するが、地元の愛知県での“凱旋マウンド”。「お世話になった人も駆けつけてくれて、自分の投球ができてよかった」と両親や知人の前での好投に初々しい笑顔を見せる。

 唯一の被安打がルナの適時打にで1失点を喫したが、負ければ借金1の試合で堂々の7回101球。「試合に投げられることに感謝して頼りになる投手になりたい」。お立ち台でそう話した22歳は、十分頼りになる右腕だ。同姓の小川監督は「マウンドさばき、投手としての資質が素晴らしい」と絶賛した。

 援護は畠山。6回2死満塁で先制の一掃二塁打を放った。「小川に先制点を何としてもあげたかった。ボールに逆らわずに打ち返すことができた」と主砲の仕事を果たし満足げに話す。9回には3号ソロを放ちトドメを刺した。

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