ダル 今季2勝目 右薬指負傷で5回3失点もレ軍3本塁打で援護

[ 2013年4月8日 12:09 ]

エンゼルス戦に先発、5回を投げ終えて、痛めた右薬指を気にしながらベンチに戻るレンジャーズのダルビッシュ
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ア・リーグ西地区 レンジャーズ7―3エンゼルス

(4月7日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュは7日、アーリントンでのエンゼルス戦に今季2試合目の先発をし、5回を投げ3失点だった。レンジャーズ打線が3本塁打を放ち7―3で勝ち、ダルビッシュは今季2勝目を挙げた。

 ダルビッシュは85球を投げ、6安打6三振5四死球。敵地ヒューストンで完全試合寸前まで好投した前回とは打って変わって、初回から乱調気味だったことに加え、アストロズ戦で痛めた右手薬指の皮がめくれて5回で降板した。

 レンジャーズはア・リーグ西地区最大のライバルエンゼルスとの最初の3連戦で2勝1敗と勝ち越した。

 初回先頭打者から立て続けに3四死球を出したダルビッシュは、無死満塁で昨年まで同僚だったハミルトンを併殺に打ち取ったが、先制点を許し、5番トランボにも左前適時打を打たれ、計2点を失った。

 2、3回も得点圏に走者を背負いながらも無得点に抑えたが、5回に2死走者なしから、ハミルトン、トランボに連打され1失点。5回を投げ、勝ち投手の権利を得たところで降板した。

 ダルビッシュの不安定な出来にも打線は奮起。初回、3番バーグマン、5番マーフィーの本塁打で計3点を入れ逆転。4回にも1点を加え、6回には1番キンスラーの3点本塁打で試合は決まった。

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