藤浪 中継ぎデビュー、MAX152キロも「力みが出た」

[ 2013年4月8日 06:00 ]

<広・神>5回無死一塁、藤浪はルイスに右中間適時二塁打を打たれる

セ・リーグ 阪神1―6広島

(4月7日 マツダ)
 プロ2試合目の登板は突然やってきた。阪神先発の岩田が3回3失点で早々と降板。2番手としてコールされた「ピッチャー・藤浪」にマツダスタジアムが沸いた。

 「結構、焦って(肩を)つくったんですけど、いつも通りしっかりつくれましたね」。6日の広島戦(マツダ)が雨天中止で、岩田がスライド登板することになり、この日の先発が流れた。だが0―3の4回から登板すると、最速152キロの直球を軸に2回で4奪三振。「球自体は悪くなかった」と不慣れな役割の中で収穫を挙げた。

 だが、1点を許した5回は3四球を与えた上、盗塁を許すなど、あらためて走者を背負った場面で弱点を露呈した。「慣れないところで力みが出た。三振を狙い過ぎた」と反省。2度目の先発が有力な14日のDeNA戦(甲子園)で、まずはプロ初勝利を狙う。

 ▼阪神・岩田(3回3失点)立ち上がりから球が高めに浮いてしまった。

 ▼阪神・西岡(3安打)何本打っても負けたら喜べない。

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2013年4月8日のニュース