河北台中　劇的、延長サヨナラ！４強出そろう

スポニチ主催文部科学大臣杯第４回全日本少年春季軟式野球大会第２日 河北台中３―２高田中クラブ

（3月24日 静岡市西ケ谷総合運動場野球場ほか）
　４会場で２回戦８試合と準々決勝４試合が行われた。初出場の河北台中（石川）が高田中クラブ（大分）との準々決勝で延長サヨナラ勝ちしたほか、同じく初出場の種子島中（鹿児島）、野洲ブレーブス（滋賀）、３度目出場の高知中（高知）がそれぞれベスト４進出を決めた。２５日は、準決勝２試合と決勝が行われる。

　河北台中は２回戦、準々決勝と１点差の接戦を制して４強に駒を進めた。チームの中心は１メートル７７のエース虎谷と１メートル７６の捕手・内潟。ともに新３年生ながら高校球児並みの体格を誇る大型バッテリーだ。虎谷は前日の１回戦で完投し、準々決勝でも７回２失点と劇勝を呼び込む好投。４番で主将の内潟は１回戦でランニング本塁打を放つなど打線の軸を担う。村上直哉監督も「頼もしいバッテリー。全国でも気持ちで負けてない」と目を細めた。