中島「出るまで我慢」日本人ワースト先発7戦連続無安打

[ 2013年3月24日 06:00 ]

<アスレチックス・ホワイトソックス>5回1死、空振り三振に倒れ、険しい表情でバットを戻す中島

オープン戦 アスレチックス4-4ホワイトソックス

(3月22日 フェニックス)
 アスレチックスの中島が22日(日本時間23日)、ホワイトソックス戦で3打数無安打に終わり、7試合、21打席連続無安打となった。

 先発での7試合連続無安打は、オープン戦では07年の井口(ホワイトソックス)と並ぶ日本人ワースト記録。「打ちたい打ちたいとなると、余計(安打が)出なくなる。自然に出るまで我慢してやっていきたい」と自分に言い聞かせるように話した。数日前から体の正面をやや投手方向へ向ける新フォームに取り組んでいるが、1打席目にバットを折られると、6回2死二塁でも一飛に倒れた。「自分の感覚的なものは、良くなってきている」と話したが、開幕が10日後に迫っても結果が出ないのは気がかりだ。

 当初は中島の開幕遊撃を確約していたボブ・メルビン監督も「状況は変わっている」と発言。控え内野手の打撃が好調だけに、早くトンネルを抜ける1本が欲しい。

続きを表示

2013年3月24日のニュース