マエケン、開幕投手を回避…統一球への対応など考慮

[ 2013年3月22日 21:31 ]

開幕投手を回避することになった広島・前田健

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表で、広島の前田健太投手(24)が開幕投手を回避することが決まった。野村謙二郎監督が22日、ヤフオクドームでのオープン戦後「(前田健に)今回は外させてくれと伝えた」と明かした。代役は来日3年目の右腕、ブライアン・バリントン投手が務める。

 開幕投手について、野村監督はこれまで「何もなければマエケン」としていたが、前田健との話し合いで日本の統一球とWBC公認球の違いなどを考慮し、決断した。予想される初登板は31日の開幕3試合目で、前田健は「僕は言われたところでやるだけです」と淡々と話した。

 前田健はWBCの3試合に先発して2勝を挙げるなど、エース級の活躍で優秀選手に選ばれた。開幕投手は昨季まで3年連続で務めていた。

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