阿部 代表は“引退”「次に行く選手たちにより良く」と後方支援へ

[ 2013年3月22日 06:48 ]

練習前、田畑二軍投手コーチから言葉をかけられる巨人・阿部

 WBCに出場していた巨人・阿部が21日、他の6選手とともに川崎市のジャイアンツ球場で再始動した。「この何日かの間でちゃんと切り替えてやらないと。どれだけ早く切り替えてできるか」と巨人の一員としての自覚を口にした。

 23日の楽天とのオープン戦(東京ドーム)からチームに合流。先発の菅野と春季キャンプ以来となるバッテリーを組む。「試合の中で受けておかないとね。どのぐらい投げられるのか」とまずは菅野との呼吸を合わせる構えだ。

 3連覇を狙ったWBCでは主将を務め、チームを支えた。自らは代表引退の意向を示した一方で「次に行く選手たちに、より良くしてもらいたいというのはある。選手会として訴えていかなければいけない」と今後はWBC経験者として後方支援していく考えだ。

 原監督は打順について1番・長野、3番・坂本で臨むことを明かした上で「慎之助が4番というのは自他ともに認めるところ」としながら「2、4、5、6番は考えていきたい」と阿部の体調面に配慮しながら起用していく方針だ。

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2013年3月22日のニュース