中田 大谷にダルさん以来の鳥肌「凄ぇよ、あいつ」

[ 2013年3月22日 06:00 ]

<日・楽>ベンチに入った日本ハム・中田(右端)

オープン戦 日本ハム4―5楽天

(3月21日 東京D)
 WBCで世界を体感してきた日本ハム・中田をもってしても、その衝撃度は大きかった。ベンチから初めて大谷の投球を生で見た。メジャーのようにボールを動かすのではなく、直球だけで打者を差し込む姿に鳥肌が立った。

 「俺はあんまりピッチャーを凄いとか思わないけど、凄ぇよ、あいつ。久しぶりに鳥肌が立った。ダルさん(ダルビッシュ)以来2人目じゃないかな」。入団1、2年目。ベンチから見たダルビッシュの剛球に度肝を抜かれて以来の衝撃を、大谷の投球に感じた。

 投球だけでなく、マウンドでの立ち居振る舞いにも感心した。打席、守備の時と比べて「目つきが変わる。あれはピッチャーやね。格好良く見えた」とべた褒め。となるとアーチストの闘志が燃えないわけがない。「打席に立って勝負したいよね。あんなに凄いピッチャーなかなかおらんから」と味方にもかかわらず対戦を熱望した。

 他のナインも一様に驚いた様子だ。投球を受けた大野は「ブルペンとは違う。スピードガン通りの球。手の痛さが他の投手とは違う」と振り返った。稲葉は投球直後に回ってきた打席で初球を芯で捉えたことに「凄いとしか言いようがない。打撃練習をしていないのに、初球であのボールを捉えるのに驚いたよ」と感心しきりだ。味方ベンチまで驚がくさせた二刀流デビュー戦。「あいつはやると思うよ俺は。これで優勝できちゃうね」。いつになく雄弁で興奮気味の中田の口調こそが、大谷の凄さの証明だった。

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