マエケン 開幕投手慎重「今は何とも言えない」

[ 2013年3月20日 06:00 ]

帰国後の会見に出席する前田

 準決勝のプエルトリコ戦で5回1失点だった前田健(広島)は、帰国後の会見で「初回に失点してしまって悪い流れをつくり、悔いが残る」とあらためて話した。「大会前はいろいろ心配かけた」と状態が懸念されたこともあったが、本番では実力を存分に発揮した。

 今後も侍ジャパンのエース格として期待される右腕だが、29日の巨人との開幕戦(東京ドーム)については「今は何とも言えない。(首脳陣と)話をしてから」と話すにとどめた。同戦には侍ジャパンの山本監督が評論家として東京ドームを訪れる予定。チーム内では22日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で登板、中6日で開幕戦に向かうプランも持ち上がっているが、広島・野村監督は「統一球に戻ってどうなるのか。感覚のずれもあるだろう。直接、本人と話していろいろ伝えたいと思っている」と回避させる可能性にも言及。その場合は、バリントンが開幕投手を務める。

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2013年3月20日のニュース