山本監督、涙で敗戦振り返る「勝負の厳しさ味わった」 

[ 2013年3月18日 19:06 ]

試合後の記者会見で、悔しそうな表情を浮かべる山本監督

WBC決勝トーナメント準決勝 日本1-3プエルトリコ

(3月17日 サンフランシスコ)
 日本代表の山本監督は目に涙をため、静かに敗戦を振り返った。

 ――3連覇はならなかった。

 「相手は素晴らしいチームで打者も積極的に打ってきたし、投手陣も良く、チャンスらしいチャンスもなかった。投打ともに日本が押された」

 ――8回の重盗失敗は。 「投手のモーションが大きいのが分かっていた。一つでも前の塁に行くという姿勢で、失敗したが悔いはない」

 ――阿部主将の評価は。

 「阿部がチームをまとめてベテランがサポートし、若い連中がついていった。そこに2次ラウンドからチームのまとまりが出てきた。本当に素晴らしい選手とともにできて私は幸せでした」

 ――代表監督を務めて。

 「監督の通達を受けてからの半年間はいろんなプレッシャーを感じた。でも、この年であらためて勝負の厳しさを味わわせてもらったし、ユニホームを着るのは燃えるものがあった」(共同)

続きを表示

2013年3月18日のニュース