日本式の鳴り物応援も…侍ジャパン残念「お疲れさまと言ってあげたい」

[ 2013年3月18日 17:00 ]

 17日にサンフランシスコで行われた野球の世界一決定戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で日本はプエルトリコに1―3で敗れた。3連覇は成らなかったが、球場を埋めたファンからは「侍ジャパン」をねぎらう言葉が聞かれた。

 観衆は3万3683人。日本人が多く住む土地柄も手伝い、日の丸を身に着けた姿も目立った。日本の攻撃中にはトランペットを使った「日本式」の鳴り物応援の音が響き、選手名を書いたボードやメガホンが揺れた。

 終盤のチャンスでは、逆転を信じて総立ちに。日の丸の横断幕を揺らしながら必死に声援を送り続けたが、最後の打者が打ち取られると、大きなため息に変わった。

 愛媛県から観戦に訪れた島上公輔さん(30)は「次も国内組で頑張ってほしい」と期待。侍の仮装で応援した鈴木新治郎さん(39)は「お疲れさまと言ってあげたい。勝敗と関係なくスポーツを通じての交流は素晴らしい」と話し、プエルトリコのファンと記念撮影して健闘をたたえ合った。

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2013年3月18日のニュース