賢介、三塁初体験「ショートより楽」 3戦ぶり安打も

[ 2013年3月12日 06:00 ]

5回先頭のブルワーズ・青木の三ゴロをジャイアンツ・田中が無難に処理

オープン戦 メリーベール

(3月10日 ジャイアンツ6―1ブルワーズ)
 二塁が本職のジャイアンツ・田中が、三塁デビューを果たした。「2番・三塁」で先発出場。「(高校時代も)たぶんやってない」という未経験のポジションだったが、5回に青木が叩きつけたゴロを軽快にさばくなど、2度の守備機会を無難にこなした。

 「自信はないけどやるしかない。ショートよりは楽。何とかなるのかな」と手応え。ブルース・ボウチー監督も「緩い球だったけど、うまくさばいていた」と及第点を与えた。打撃では初回に「こっちは強くやっても芝で(打球の勢いが)死んでくれる」とバント安打を決め、3試合ぶりの安打を記録した。オープン戦も中盤に入り、マイナー契約の田中にとってメジャー昇格争いは佳境に突入。試合前には同学年の青木と話し込み「1年目でいろいろ思うことがあるので(青木に)聞いた。参考にしたい」と感謝していた。

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