侍ジャパン 練習前に黙とう“懸命プレーで笑顔を”

[ 2013年3月12日 06:00 ]

練習前に黙とうをささげる日本代表ナイン

WBC2次ラウンド1組1位決定戦 日本―オランダ

(3月12日 東京D)
 侍ジャパンは、東京ドームで練習開始時間となった午前11時にグラウンドで黙とうをささげた。

 山本監督は、日本野球機構(NPB)を通じ「われわれができることは、一生懸命プレーすることと祈ることです。侍ジャパンの戦いぶりを見ることで、被災者の皆さんが少しの間でもつらい思いを忘れ、笑顔を取り戻せてもらえるのであれば幸いです」とコメントした。

 震災から2年が経過しても被災地は復興途上にある。仮設住宅で暮らす人も30万人を超える。「これからも厳しい日が続くと思うと心が痛む」と話す。だが、被災者の前向きな姿から侍ジャパンも勇気をもらっている。「被災地の皆さんの決して諦めない強い心を見習い、日本代表チームは明日からも懸命に戦っていきます」と締めくくった。

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2013年3月12日のニュース