「どこか少しずれている」坂本グランドスラムの陰に稲葉の助言

[ 2013年3月11日 11:08 ]

<オランダ・日本>7回1死満塁、左中間に満塁弾を叩きこんだ坂本

WBC2次ラウンド1組 日本16―4オランダ(7回規定によりコールド)

(3月10日 東京D)
 大会記録に並ぶ6本塁打を放ち、オランダに16―4で7回コールド勝ちした侍ジャパン。“アーチショー”の最後を飾ったのは“若侍”坂本(巨人)だった。
 
 7回1死満塁、真ん中高め138キロを豪快に左翼席中段へ。日本選手としてはWBC初の満塁弾を放った坂本は「打った瞬間、いったなと思ったので気持ち良かったです」と喜んだ。

 1次ラウンド初戦となった2日のブラジル戦(ヤフオクドーム)の第3打席から、8日の台湾戦(東京ドーム)の第1打席まで13打席連続無安打。打順も6番に下がり、「どこか少しずれている」と苦しんだ。この日の試合中、最年長の40歳・稲葉から相手投手や打撃について助言を受けた。何よりチームメートの勢いに乗せられた。「そういうのもあると思うし。稲葉さんの助言で、前の打席でいい感じで1本出たので」と素直に感謝した。

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