井端 無駄ではなかったキューバ戦の黒星「先発で出られて感じがつかめた」

[ 2013年3月9日 07:04 ]

<台湾・日本>9回2死二塁、井端は中前に同点適時打を放ちガッツポーズ

WBC2次ラウンド1組1回戦 日本4―3台湾

(3月8日 東京D)
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンド1組は8日、東京ドームで開幕し、3連覇に挑む侍ジャパンは延長10回の末、台湾に4―3で逆転勝ち。9回2死二塁から井端弘和内野手(37)の中前適時打で追いつき、10回に中田翔内野手(23)の左犠飛で勝ち越した。

 スーパーサブ。1次ラウンドのヤフオクドームでは、素振り部屋が狭く、食堂の机や椅子を端に寄せてバットを振り続けた井端。そんな姿を知る指揮官は、内川が腰の違和感を訴えたキューバ戦で迷わず「3番・DH」で起用した。

 「代打だと投手が遠く見える。先発で出られて感じがつかめた」と井端。キューバ戦の敗戦も無駄ではなかった。

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