牧田 逆転呼ぶダイビングキャッチ!選手生命脅かすプレーも必死

[ 2013年3月9日 06:00 ]

<台湾・日本>9回無死一塁、陽岱鋼の送りバントの飛球をダイビングキャッチする牧田

WBC2次ラウンド1組1回戦 日本4―3台湾

(3月8日 東京D)
 勝ち越し劇を呼び込んだのは、牧田の本能のプレーだった。9回に6番手で登板。先頭に中前打を許した。陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)のバントは小飛球になり、ダイビングキャッチ。

 左手首は反対側に折れ曲がっても落とさなかった。一度ベンチに下がったが、再びマウンドへ。「背中がつった感じになった。でも今まで野球をしてきた中で、一番しびれました」。侍魂がこもった決死のプレー。犠打を決められれば、得点圏にサヨナラの走者を進められていた。東京ドームでの投手のダイビングキャッチ。95年6月15日。巨人のエースだった桑田真澄が阪神戦で小飛球に飛び込んだシーンと重なった。桑田はこのプレーで右肘の側副じん帯を断裂し復帰まで2年間を費やした。

 選手生命を脅かすプレーで逆転勝ちにつなげた守護神は言った。「チームが勝てばそれでいい」と。必死の救援劇。侍投手陣が、魂の7人リレーで勝利をつかんだ。

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