大阪桐蔭“新怪物”森友 4安打4打点 7球団スカウト集結

[ 2013年3月9日 06:00 ]

練習試合 大阪桐蔭12―4桜宮

(3月8日 龍間グリーンフィールド)
 第85回記念選抜高校野球大会(22日開幕、甲子園)で史上初の甲子園大会3季連続制覇を狙う大阪桐蔭が高校硬式野球部の対外試合解禁となった8日、桜宮(大阪)と大阪府大東市で練習試合を行った。今秋ドラフト1位候補の大阪桐蔭・森友哉捕手(3年)が2回に高校通算24本目となる右越え本塁打を放つなど4安打4打点。チームも12―4で大勝した。

 絶対エース、藤浪(阪神)はもういない。ならば、再び頂点を獲るには打ち勝つしかない。大阪桐蔭が今季初の対外試合で16安打12得点。火付け役は主将の森友だった。

 「中堅から逆方向へ打ちたかったけど、引っ張ってしまった。完璧に捉えていない」

 2回1死二塁で右翼席に放った高校通算24号を納得のいかない表情で振り返った。巨人、阪神、西武など国内7球団のスカウトが視察する中、5打数4安打4打点。試合後は「自信が少しずつ出てきた。甲子園ではいい結果を出せる実感はある。春夏春(の優勝)を狙えるのは大阪桐蔭だけ」と手応えを口にした。

 森友は昨夏の甲子園後には2年生ではただ一人となる高校日本代表入りを果たし、18U世界選手権に参加。主将の新チームへの合流が遅れた影響もあり、秋季大阪大会は決勝で履正社に敗退。近畿大会準決勝では報徳学園(兵庫)相手に0―8で7回コールド負け。今春は苦しみながらの甲子園出場だった。

 加えて、秋にエースだった葛川が1月に右足甲を骨折。西谷浩一監督も「(甲子園では)簡単には勝てないと思う。しぶとく戦いたい」と話す。秋の公式戦は11試合で9本塁打、チーム打率は・370。「春は投手力」と言われるが、史上初の偉業の鍵は打線を中心とした粘りの野球ができるかどうか、にかかっている。

 ◆森 友哉(もり・ともや)1995年(平7)8月8日、大阪府堺市生まれの17歳。庭代台小1年から「庭代台ビクトリー」で野球を始め投手。東百舌鳥中では「堺ビッグボーイズ」の正捕手として3年春の全国大会準優勝。大阪桐蔭では1年秋から正捕手。50メートル6秒3、遠投100メートル。1メートル70、80キロ。右投げ左打ち。

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