イタリア 劇勝に優勝騒ぎ ワールドシリーズ胴上げ投手“攻略”

[ 2013年3月9日 06:00 ]

<メキシコ・イタリア>マウンド上で勝利を喜び合うイタリアナイン

WBC1次ラウンドD組 イタリア6―5メキシコ

(3月8日 米国フェニックス)
 ブラボー、イタリア!WBCは1次ラウンドのC組とD組が7日(日本時間8日)に開幕。米アリゾナ州で行われたD組は、イタリアがメキシコを6―5で破る番狂わせを演じた。1点を追う9回にアンソニー・リゾ内野手(23=カブス)が逆転の左越え2点二塁打を放った。プエルトリコで行われたC組は、優勝候補のドミニカ共和国が9―3でベネズエラに快勝し、白星発進した。
【WBC1次R組分け&日程】

 イタリアは1点リードした9回2死満塁、抑えのグリリーが最後の打者を二ゴロに打ち取ると、優勝したかのようにナインは跳びはねて喜んだ。「こんな終わり方をした試合を、今まで経験したことがないよ」。興奮が収まらないのは、殊勲の一打を放った3番リゾだ。

 4―5の9回1死一、三塁。昨年のワールドシリーズでジャイアンツの胴上げ投手となった守護神ロモに対し、左翼へ大飛球を放つと、昨季巨人でプレーした左翼手E・ゴンザレスが追いつきながらグラブではじき(記録は二塁打)、2者が生還して逆転した。昨季カブスで15本塁打した23歳は「最初の試合から、信じられないくらい素晴らしい」とまくし立てた。

 先発にはリゾらメジャーでプレーする若手が名を連ねる。名捕手で鳴らしたマイク・ピアザ打撃コーチは「この大会でいいところを見せれば、イタリアだけではなく、ヨーロッパで野球が発展する」と鼻息も荒かった。

 ▽イタリアの野球事情 欧州ではオランダとともに野球先進国で、欧州選手権で優勝10回、WBCにも3大会連続で出場(過去2大会はいずれも1次ラウンド敗退)している。国内リーグは1948年に創設され、昨年までは8球団による1リーグ制が取られていたが、今年は10球団で年間王者の座を争う。過去には日本人選手もプレーしており、ロッテのG・G・佐藤は昨年ボローニャでプレーしていた。球場も比較的整備が行き届いており、04年にはアテネ五輪の日本代表チームが、パルマで直前合宿を行った。

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