1番角中抜てき!侍ジャパン 王建民討ちへ“好相性”左打者5人並べる

[ 2013年3月8日 06:00 ]

山本監督(後方)が見つめる中、打撃練習をする角中

WBC2次ラウンド1組1回戦 日本―台湾

(3月8日 東京D)
 第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を目指す侍ジャパンは8日、B組1位の台湾と2次ラウンドの初戦を迎える。山本浩二監督(66)は初戦必勝を期し、台湾のエース・王建民投手(32)対策として打線に左打者5人を並べることを決断。1番に初めて角中勝也外野手(25)を起用するなど大幅に打線を入れ替え、5人の左侍たちを中心に決め球の高速シンカーを攻略する。

 腹をくくった。迷いはない。決戦の舞台は福岡から東京へ。山本監督は2次ラウンド初戦へ決断を下した。王建民の高速シンカー攻略を5人の左侍に託したのだ。

 「あのシンカーはどうしても手が出る。徹底させなきゃいかん。非常にいいシンカー。それに向かって戦うだけ」

 福岡からの移動後、東京ドームで練習前に行われたコーチ会議。打線の大改造を確認した。理由はただ一つ、王建民を打つためだ。1番・角中に始まって阿部、糸井、稲葉、鳥谷と左打者を5人並べる。不振でも使い続けた長野を下げ、不動の9番・松田の代わりには鳥谷。「当然、状態のいい選手を起用する」と力強く言い切った。

 練習後、橋上コーチから各選手にA4判のファイルに収められたデータが手渡された。角中は言った。「左(打者)の方が打ちやすい。踏み込みながら低めを我慢してどんどん振りたい」。勝てば米国行きへ王手、負ければ崖っ縁となる大一番。5人の左侍が王建民を斬ったとき、米国への道が見えてくる。

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