勝てば次回予選免除が…ブラジル、みすみす初勝利逃す

[ 2013年3月5日 20:55 ]

中国戦に先発したブラジル・仲尾次

WBC1次ラウンドA組 ブラジル2-5中国

(3月5日 ヤフオクドーム)
 予選でパナマに2度競り勝ちWBC初出場を果たしたブラジルは、大会初勝利を目前で逃した。

 初出場ながら、日本戦は7回までリードし結果的にも3-5で惜敗。キューバ相手にも2-5と善戦したブラジルに対し、中国はキューバに0-12でコールド負け。個々の能力ではブラジル有利とも見られた試合だったが、この日も日本戦と同じく8回に試合が動いた。

 5回から登板し無失点に抑えていたゴウベアが連続四球などで満塁のピンチを招くと、救援した150キロ超の直球を誇るストッパーのビエイラも流れを止められず。押し出し、逆転適時打を浴びた。さらにウーゴ(ヤクルト)の連続押し出しもあり、この回一挙5点を失った。

 この試合を制しグループ最下位を免れれば、2017年のWBC予選が免除されるところだったが、自滅で初勝利を手放してしまった。

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