伊東監督「甘い」嘆きの古巣戦完敗 11被安打6与四球

[ 2013年3月1日 06:00 ]

練習試合前に、談笑する西武・渡辺監督(左)とロッテ・伊東監督
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練習試合 ロッテ1―8西武

(アイビー)
 かつて常勝軍団でバッテリーを組んだ敵将との「指揮官初対決」は、投打ともに完敗。ロッテ・伊東監督は「余計な四球が多いし、(バッテリーの)攻めが甘い」と振り返った。

 古巣・西武相手の試合は「意識はない」と話したが、練習試合ながら死球を3つもぶつけられた。加えて3安打6四球で好機は築いたものの、あと1本が出なかった。一方の投手陣は11被安打で、押し出しを含む6与四球。指揮官は「守りも攻撃も、攻めていくように言ってるんだけど…」と嘆いていた。

 ▽伊東、渡辺両監督の現役時代 伊東監督は81年ドラフト1位で所沢から西武に入団。1年目の82年から1軍に出場し、84年には正捕手となる。同年のドラフト1位ルーキーだったのが、前橋工から入団した渡辺監督。3年目の86年には16勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得、エースに成長した。西武の黄金時代を支えたバッテリーだったが、渡辺監督は97年を最後にヤクルトに移籍。伊東監督は03年に現役を引退した。2人がコンビを組んだ84~97年の14年間でリーグ優勝10度、日本一6度に輝く。

 ▼ロッテ・鈴木(2安打。27日の韓国・斗山戦でも3安打と好調)打席でも余裕が出てきた。三塁・守備はキャンプではやっていなかったけど、僕は1つのポジションでは使ってもらえないですから。

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