マー君 “無敗調整”でブラジル戦へ ブルペン2回でフォーム安定

[ 2013年2月28日 06:57 ]

投内連係でボールをお手玉する田中

 侍ジャパンのエースは「無敗調整」で初戦に臨む。3月2日のブラジル戦に先発する田中(楽天)はこの日、遠投などで調整。「きのう(26日)はブルペンで50球ぐらい投げた。あした(28日)も入ります」と明言した。

 この登板4日前と2日前にブルペン入りする調整法は、不振が続いていた昨年8月下旬に取り入れたものだ。登板間のブルペン入りを通常の1回ではなく2回に増やしたことでフォームも安定。それ以降のシーズン終了までの7試合は4勝0敗、防御率0・59と相手チームを圧倒した。

 17日の広島戦(サンマリン宮崎)は2回2失点、同23日のオーストラリアとの壮行試合(京セラドーム)は3回2失点と不本意な結果に終わったものの、コンディションは上がっている。「緊張感はいつもあります」と田中。日の丸の重圧を全身で受け止め、しっかりと結果を残す。

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2013年2月28日のニュース