侍ジャパン 打線固定できず 山本監督「本番ではこういうことはない」

[ 2013年2月27日 06:58 ]

<阪神・日本>7回無死、投ゴロの阿部(手前)と厳しい表情の山本監督(右)

侍ジャパン強化試合 日本代表0―1阪神

(2月26日 京セラD)
 侍ジャパンは28日に巨人との強化試合に臨むが、開幕前最後の実戦を前に打線が固定しきれない。
【試合結果 侍ジャパン日程 メンバー】

 松井が腰の違和感を訴え欠場。鳥谷の三塁起用も試せなかった。「本番までにはオーダーを固めたい」としていた指揮官の理想とは程遠い状況にある。

 一方で、山本監督は「大会では先発メンバーでいって後半(での代打)勝負という形はあると思う」としたが、この日の控えの野手の起用は、稲葉と相川が守備に入っただけ。代打や代走の「勝負手」を繰り出す場面もなく終わった。

 指揮官は「今は全選手の実戦慣れが必要。本番ではこういうことはない」としたが、大会前の実戦は28日の巨人戦を残すのみ。

 ブラジル、中国といった格下相手から大会が始まることは救いではあるが、一抹の不安は拭えない。

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