日本人審判員が初のWBC球審!1次R台湾―オーストラリア戦

[ 2013年2月26日 06:00 ]

台湾―オーストラリア戦で球審を務める森審判員

 3月のWBCで、日本野球機構(NPB)から派遣される森健次郎審判員(49)が日本人として初めて球審を務めることが25日、分かった。森審判員は3月2日に行われる1次ラウンドB組(台湾・台中)の開幕戦、台湾―オーストラリア戦で球審を務める。

 WBCでは過去2大会においてMLBの審判員しか球審を認めていなかったが、審判コーディネーターのラリー・ヤング氏が日本の審判技術を評価して「日本の審判員に球審を」と求めてきたという。

 森審判員は審判歴24年のベテランで、1次ラウンドB組では開幕戦を含む4試合で担当予定。日本人初の大役に「侍ジャパンの合宿などで準備してきて体調は万全。ワクワク、ドキドキですが、しっかり仕事をして次回の大会にもっと多くの日本の審判が出場して球審をできるよう頑張りたい」と抱負を語った。26日にB組出場国の練習試合(台湾・台中)でも球審を務めるため、この日午前中に渡台した。

 なお、森審判員のほか真鍋勝己審判員(44)が2次ラウンド2組(マイアミ)に、佐々木昌信審判員(43)が日本が進出しなかった場合の決勝ラウンド(サンフランシスコ)で担当する。

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2013年2月26日のニュース