大谷 代打で四球 甘い球を見逃し「振ればよかった」

[ 2013年2月25日 06:00 ]

<日・広>6回裏1死、代打・大谷は四球を選ぶ

オープン戦 日本ハム0―1広島

(2月24日 名護)
 日本ハムのドラフト1位・大谷が広島とのオープン戦(名護)で6回1死から代打出場。1度もバットを振ることなくフルカウントから四球を選んだ。「出塁できたのは良かった」と話した一方で、3ボール1ストライクからの直球を見逃したことを悔やんだ。「低いと思って見送ったら結構甘かった。振ればよかった」と振り返った。

 出塁後はけん制球を3度受け、一塁へ全て頭から滑り込んだ。投手との二刀流を目指す18歳は「走者では手から戻らないと相手にプレッシャーもかからない。野手として最低限のこと」。試合前は1軍昇格後初ブルペンで62球を投げ、最速で148キロを計測し、フリー打撃では9球連続で安打性の打球を放つなど48スイングで柵越え6本と快音を連発。充実の内容で、注目ルーキーが第5クールを終えた。

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