ナベQストレート後継者現る!横手投げ6年目右腕アピール

[ 2013年2月22日 06:00 ]

ストレートを投げる西武・藤原

 西武に「ナベQストレート」の継承者がいた。宮崎・南郷キャンプ打ち上げを翌日に控え、A班(1軍)に昇格した6年目右腕・藤原は、独特の直球の握りで制球力アップを目指している。

 「(2年前に)統一球になってから、ずっとこの握り。滑るので、どうしたらいいか考えていたらこうなった」

 多くの右投手は、正面から見て縫い目の弧が大きい方を内側にしてボールを握る。藤原は対照的で、外側にして握る。実は渡辺監督の現役時代と同じ握り方。指揮官は「江夏(豊)さんもそう。10人に一人いるかいないか。今まで見たことなかったな」と珍しそうに藤原を見つめた。

 最大の利点は握った時の安定感だ。「下の縫い目に親指を引っ掛けてホールドする」と指揮官。

藤原は「ボールを離した時の指先の感覚が、普通の握りだと気持ち悪い」と表現する。指が縫い目よりも革の部分に接地するポイントが多いため、しっかり握っている感覚が生まれるという。

 1軍登板は5年間で通算6試合。今季スリークオーターから横手投げに転向した藤原はブルペンで「ナベQストレート」を中心に60球を投げ、開幕1軍をアピールした。

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