落選5人&浩二監督も来た!阿部 大決起集会「33人で戦っている」

[ 2013年2月21日 06:00 ]

紅白戦を終え(左から)内川、松田、炭谷らナインとポーズを決め笑顔の阿部

紅白戦 白組0―1紅組

(2月20日 サンマリン宮崎)
 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を目指す侍ジャパンの阿部慎之助捕手(33)が20日、紅白戦で右中間二塁打。今季実戦3試合にして待望の初安打を放ち、4番の貫禄を見せた。侍ジャパンはこの日、33人の候補から5人をカットし、最終メンバー28人を決定した。夜には選手、監督・コーチ、スタッフ全員が集結する異例の大決起集会を行い、主将、4番、正捕手の3役を任される大黒柱はあらためて結束を強く訴えかけた。

 午後7時から始まった総勢50人以上の大決起集会。あいさつに立ったのは主将の阿部だった。宮崎市内の郷土料理店に選手、監督・コーチ、裏方らスタッフが集結。落選した5選手も顔をそろえた。過去2大会にはない異例の光景だった。

 「残念ながら漏れた人もいますが、この33人で戦っているつもりで選ばれた人は頑張ります。とにかく一丸となって頑張ろう」

 直前には紅白戦を経て28人の最終メンバーが決まった。18日にも自ら音頭を取り、焼き肉店で33選手による決起集会を開催。今回は「出るべきではない」と遠慮する山本監督ら首脳陣にも声を掛け、全員をかき集めた。主将として33人で戦うための意思表示だった。

 グラウンドでも主将として4番としての責任感を示した。2回、初球の直球を右中間最深部に運ぶ二塁打。「ド会心だよ。チェックポイントがある中で結果を出せて良かった。(状態は)200%、ユンケル飲んだから380%だよ」。11日の巨人での紅白戦、17日の広島戦(ともにサンマリン宮崎)と計2試合、3打席で音なしだったが、今季初安打。「どんどん結果も出さないといけない時期だから」と全開を予告。第2打席は三邪飛だったが、こちらも積極的に初球を叩けた。

 21日で宮崎合宿は打ち上げ。23日のオーストラリア戦(京セラドーム)から実戦が本格化する。「実戦を重ねていけばいいだけの人がほとんど。その中でいい結果も出ている」。去りゆく侍たちの思いも胸に刻み、一人3役を任せろとばかりにうなずいた。

 ≪一番得意打順.340≫阿部(巨)の先発4番成績は通算123試合で、打率・340、29本塁打。4番での打率をシーズン別に見ると、07年こそ・278だったが、11年が・363、昨季が・351と、過去2年は同打順にふさわしい高打率を残している。また、4番初先発の07年6月9日楽天戦では初打席と3打席目に一発を放つ快デビュー。WBCでもいきなりの活躍を見せられるか?

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