菅野 セ相手でも出し惜しみなし 川口コーチがサンデー登板明言

[ 2013年2月19日 06:00 ]

 サンデー菅野で王道ローテーションだ。巨人のドラフト1位・菅野(東海大)のオープン戦登板について川口投手総合コーチは「(対セ・リーグにも)隠しません。姑息(こそく)なことはしない。われわれはチャンピオンチームだと原監督も言っている。正々堂々いく」と説明した。

 新戦力である新人選手を、公式戦を前に隠すのは常とう手段。11年には「沢村にお願いした」(同コーチ)と、ドラフト1位右腕をオープン戦でセ相手に登板させない方針をとった。だが、昨季日本一を奪回した上、川口コーチは「それだけの力を持っているから」と菅野の実力を評価した。

 オープン戦初登板は24日の楽天戦(沖縄セルラー)。菅野にとって東海大4年時の11年11月2日の桐蔭横浜大戦(横浜)以来、480日ぶりの対外試合だ。その後は中6日で回り、3月3日に本拠地デビューとなるソフトバンク戦(東京ドーム)。そして10日には阪神戦(甲子園)が待っている。全て日曜日登板。菅野は「(同い年の伊藤)隼太とは対戦したい。大学時代は一度対戦して勝った。(相手は)1年間プロで経験しているし、楽しみ」と意気込んだ。

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2013年2月19日のニュース