小谷野 開幕にメド 地道にリハビリ「間違いではなかった」

[ 2013年2月18日 09:15 ]

初回2死、二飛に終わった小谷野

 昨年11月に右肘の手術を受けた日本ハムの小谷野栄一内野手(32)が17日、紅白戦(国頭)で実戦に初出場した。白組の3番・DHで先発出場。わずか1打席で二飛に倒れたものの、実戦打席の感触を確かめた。今キャンプは2軍で調整を続けているが、2軍が帰京する22日以降は1軍に合流することが内定。三塁のレギュラーが、開幕に向けて着実にステップアップしている。

 実戦の舞台に、背番号5が帰ってきた。初回1死一塁、小谷野は谷元の初球にバットを振った。打球はフワリと上がって二飛。わずか1球だが、表情は明るかった。

 「打席に立ったので、第一段階はクリア。手術後初めて投手の球を見たけど、そんなに違和感がなかった。自分のやってきたことは間違いではなかったんだなと思いました」

 昨季の日本シリーズ後に右肘を手術。それから地道なリハビリに励んできた。左手でのキャッチボールや左手一本でのティー打撃。キャンプは国頭村で若手らと一緒に汗を流し、第2クールからは全体練習に復帰していた。この日は試合前に行われるシートノックにも初参加。一塁を守って鋭い送球も見せた。「いつもならあんなに投げられないんだけど、やはりみんながいると刺激をもらって投げられたのかな」。そう言って照れた。

 今後は22日に2軍キャンプを打ち上げるまでは2軍で調整を続け、1軍に合流する見込み。本職の三塁の守備については「3月中旬くらいに守れたらいいかなと思っている。それでオープン戦に出て、開幕にしっかりと間に合えば」と今後の見通しを語った。

 若手にミスが相次ぎ、ご立腹だった栗山監督も、試合後に小谷野の話題になると「(打席では)1球だったけど順調にきているね。この時期に実戦の球を見られただけで安心材料」と頬を緩ませた。主力の田中と糸井が移籍し、稲葉、中田も侍ジャパン代表合宿に参加中。主力を欠くチームにとって、経験豊富な小谷野の存在はやはり欠かすことができない。

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