小笠原 開幕ピンチ バット折れ左人さし指15針の裂傷 素手の練習があだに

[ 2013年2月18日 07:23 ]

 宮崎市での2軍キャンプで調整中の巨人・小笠原道大内野手(39)が17日、アクシデントに見舞われた。午後、宮崎総合運動公園内のひむか球場でフリー打撃を行っていた際、自身の折れたバットが左手を直撃。人さし指の先端部分に裂傷を負い、市内の病院で15針を縫った。骨や腱に影響はなかったが、抜糸までは10日間ほどかかる見込みで、当初予定されていた23日からの1軍合流は絶望的となった。

 同じ運動公園内のサンマリン宮崎では、侍ジャパンの強化試合が行われていた。小笠原もWBCは過去2大会とも出場しているが、今は復活に向けて2軍調整中。素手で打撃練習を行うスタイルが、逆にあだとなった。

 報告を受けた川相ヘッドコーチは「本人が一番残念がっていると思う。いい調整をしていたし、張り切っていたのに…」。18日以降は別メニューで練習を行う予定。しかし抜糸後、本格的な打撃を再開できるのは3月以降になるとみられ、1軍合流も大きく遅れる。

 「(傷が)治ってから、時間がかかると思う。先のことは分からない」と川相ヘッド。昨季はわずか34試合の出場で、打率・152に終わった。今キャンプでは試合用の86・4センチより10センチ以上長い97センチ、重さ1・1キロの長尺バットを使用。復活へ向け強い意気込みを示していた。球界史上最大の減俸額となる3億6000万円減の年俸7000万円で臨む、進退を懸けたシーズン。「もうやるだけ」と話していた小笠原にとって、痛恨の離脱となった。今後の調整も遅れるとみられ、3月29日の開幕(対広島、東京ドーム)に万全な状態で臨むことも厳しい状況に追い込まれた。

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