ダル 圧巻29球!専属捕手ソトと安打性わずか1本

[ 2013年2月17日 06:00 ]

フリー打撃に登板したレンジャーズのダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュが15日(日本時間16日)、キャンプ2度目のフリー打撃登板で圧巻の投球を披露した。ブルペンで33球を投げた後、マイナー選手相手に計29球。「感触がよかった。全体的に制球がよく、満足しています」と振り返った10分間は、完全に実戦モードだった。

 昨季最も相性がよく、今季も専属捕手として期待されるソトと初コンビ。本番さながらにサインを交換し、時には首を振った。納得のいかない球に2度「ああー」と声を上げるほど熱がこもった。直球にカーブ、カットボール、チェンジアップを交え、許した安打性の当たりは1本。外野にほとんど打球を飛ばさず、空振りも何度か奪った。

 守備練習では積極的に声を出し、練習後にはファンのサインにも快く応じた。17日(同18日)にもフリー打撃に登板し、19日(同20日)の紅白戦を経てオープン戦に臨む。2年目を迎え、エースと期待される右腕は投球でも、プレー以外でも、主力としてチームを引っ張る自覚をみなぎらせている。

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2013年2月17日のニュース