中田 150メートル弾!浩二監督&立浪コーチ直接指導で開眼

[ 2013年2月16日 06:00 ]

山本監督(後方右)、梨田コーチ(同左)が見守る中、快音を響かせる侍ジャパン代表候補の中田

侍ジャパン宮崎合宿

(2月15日)
 すさまじい打球が宮崎の空に舞った。驚くべきはその飛距離。午後からサンマリン宮崎に移っての居残り特打。中田(日本ハム)の打棒に8500人のファンが沸き、山本監督の目つきが鋭くなった。

 「あれだけ飛ばすのは魅力だ。あとは確率が上がれば武器になる」

 指揮官が侍の武器にと願うのも当然だ。特打では、81スイングで18本が柵越え。うち一発は左翼上段への150メートル弾。左翼ポール後方の一角が低くなっているスタンドを越える「場外弾」は5本あった。おまけに特打の途中、稲葉のロングティーに割り込ませてもらうと、21スイング中16本がスタンドイン。「きょうは風(追い風)だったから参考にならない。でも、気合が入ったし、楽しめた」。初参加の代表合宿。野手最年少の23歳は充実していた。

 侍ジャパンでも、その飛距離は群を抜く。「長打には、いろんな意味でこだわりたい」。中田も自覚している。貴重な右の大砲。昨季15本塁打を超えたのは左の阿部(27本)と中田(24本)の2人だけ。アベレージヒッターが並ぶ打線で、相手投手に一発を警戒させられる打者の存在は欠かせない。だから首脳陣も初日に動いた。午前中に行われた木の花ドームでのフリー打撃。山本監督は通算536本塁打の往年のフォームを示して直接指導した。特打では立浪打撃コーチがアドバイス。ステップと同時に重心を乗せた軸足(右足)の膝が投手方向へ流れる点を修正した。2日、日本ハムのキャンプ視察でも指摘したポイント。飛距離を生かしつつ確実性を上げるのが狙いだった。

 「立浪さんにいろいろ教えていただき、飛距離が出てよかった。前に突っ込まず壁をつくることを意識した」。フリー打撃では同じ組だった坂本に目を凝らし「確実性を見習いたい。凄く参考になった」と続けた。

 シートノックでも、一人だけ内外野(左翼と一塁)を守り、グラウンドから一番最後に引き揚げた。17日か18日の強化試合で先発出場する予定。ひたむきなアピールが実を結んだとき、侍ジャパンに「右の大砲」という武器が加わる。

 ≪この日の中田≫

 9・00 宿舎出発

 9・30 木の花ドームでアップ開始

 10・40 ティー打撃

 11・00 フリー打撃

 11・20 フリー打撃終了後、打撃ケージの後ろで、山本監督から直接指導

 12・15 木の花ドームでの練習を終え、サンマリンスタジアムへ移動

 12・55 キャッチーボール

 13・20 シートノック開始。左翼の後、一塁でもノックを受ける

 14・05 松田、大島と居残り特打

 15・05 居残り特打終了

 15・30 サンマリンスタジアムから宿舎へ

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