大谷 稲葉&中田の柵越え連発に「全然レベルが違う」

[ 2013年2月14日 06:00 ]

名護球場に姿を現した日本ハム・大谷はプレゼント攻めに四苦八苦

 日本ハムのドラフト1位・大谷(花巻東)が、超一流のプロの打撃にビビった。休日だった1軍のキャンプ地の名護で2軍が練習。稲葉と中田の侍ジャパン組も休日返上で参加したフリー打撃が始まると、栗山監督から「凄く参考になるから見てくれ」と呼ばれ、打撃ケージ裏から見入った。

 2人で127スイングし、31本の柵越え、そのうち場外弾が5本。圧巻のパフォーマンスを目の当たりにした大谷は「凄かった。全然レベルが違った。飛距離もそうだし、打ち損じが本当に少ない。体の強さも、体力面も全然違うなと思った」。まさに日本を代表するプロのスラッガーとの力の差を痛感させられた。

 二刀流に挑戦中のルーキーは野手メニューで練習し、稲葉モデルのバットで臨んだフリー打撃で44スイングし、柵越え3本。同じ左打者として尊敬し、目標とする稲葉からは「自分にはない逆方向への飛距離が出てうらやましい」と褒められ「100%のスイングをする中で修正したり対応していけばいい」と金言も授かった。「自分もああいうスイングができるようにやっていきたい」と決意を新たにした。

 ▼日本ハム・中田の話 (大谷は)振る力があるというのは凄いよね。体が大きいのに柔らかいし、俺にはないもの。うらやましいなと思いました。

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