福留、復帰初安打&好走塁 和田監督「見習わないと」

[ 2013年2月14日 06:00 ]

阪神紅白戦4回裏2死一塁、福留は右中間二塁打を放つ

阪神紅白戦 紅組2―0白組

(2月13日 宜野座)
 6年ぶりに国内復帰した阪神・福留が初の実戦となる紅白戦に「5番・右翼」で先発出場。初安打に加え、好走塁でメジャー帰りの貫禄を見せつけた。

 4回の第2打席。白仁田の低め直球を完璧に捉えると、打球は鋭い弾道を描きながら二塁手の頭上を越えた。「この時期なので、真っすぐをしっかりスイングできるかを考えて振っただけ。ヒットが出た、出なかったということは問題ではない」。初安打に浮かれることなく、芝が濡れていた影響で右翼方向に転がった打球の勢いが弱まったのを確認すると、すかさず二塁を陥れた。「(一塁コーチャーの)久慈さんが行け!と言ったからね」

 和田監督も「福留にしたら当たり前なんだろうけど、見習わないとね」と舌を巻く上々の実戦デビューだった。

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2013年2月14日のニュース