ドラ2北條にプロの壁 デビュー戦4の0、変化球とらえられず

[ 2013年2月12日 11:46 ]

7回1死、北條は左飛に倒れベンチに引き揚げる

 阪神ドラフト2位・北條(光星学院)はホロ苦い初陣となった。対外試合デビューとなった2軍の西武戦に「7番・DH」で先発出場。途中から就いた遊撃の守備は無難にこなしたが、打撃は4打数無安打だった。

 「変化球とかキレがありました。これからですね」。試合後に絞り出した唯一の言葉に悔しさがにじみ出ていた。初回1死一、二塁で立った第1打席は変化球をとらえきれず遊ゴロ。3回の第2打席も藤原のスライダーにタイミングが合わず空振り三振を喫した。

 8日のシート打撃では左中間突破の二塁打を放つなど潜在能力の高さをうかがわせた18歳。プロの壁を味わい、また強くなるに違いない。

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2013年2月12日のニュース