青木の同僚、ナ本塁打王に薬物疑惑が再浮上

[ 2013年2月7日 06:00 ]

 ブルワーズの主砲ライアン・ブラウン外野手(29)に、再び薬物疑惑が浮上した。ヤンキースのロドリゲスら数選手が、マイアミのクリニックから禁止薬物を入手したとマイアミ・ニュータイムズ紙が報じた問題で、ブラウンの名前もクリニックの資料に記載されていたと、5日(日本時間6日)、ヤフースポーツ電子版が伝えた。

 ブラウンは代理人を通した声明で疑惑を否定。「隠すことは何もない。調査には全面的に協力する」とした。薬物疑惑は2度目。ナ・リーグMVPに選ばれた11年の検査で、筋肉増強効果のあるテストステロンに陽性反応を示した。だが検査に不手際があったという異議申し立てが認められ、処分は科されなかった。ブラウンは、一昨年の異議申し立ての際に検査方法について同診療所に質問。名前が記載されたのは、その記録だと主張している。ブ軍で青木と同僚のブラウンは昨季も本塁打王を獲得し、汚名を返上したかに見えたが、再び疑惑を晴らせなければ、米国代表に名を連ねているWBCの出場にも影響を与えかねない。

続きを表示

2013年2月7日のニュース