マエケン WBCでもこれだけは…こだわりの部屋掃除

[ 2013年2月2日 06:00 ]

ブルペンで熱の入った投球を見せる広島・前田健

 広島・前田健太投手(24)が1日、3年ぶり2度目となるキャンプ初日のブルペン投球を行った。WBC公式球を使用し、立ち投げ20球のあと、捕手を座らせて21球。世界一を見据えて、予定通りの早めの調整だ。

 日本代表での背番号20と同じ球数を意識した。しかしラスト1球が指に引っかかり、納得いかなかったためにもう1球追加した。「(背番号を)意識してないと言ったらウソになる。ただ僕は基本、キチッと投げて終わりたいタイプなので…」

 そのきちょうめんな性格は米国に乗り込んでからも変わらない。日本でやってきたルーティンを可能なかぎり継続する。登板前日は、決められた銘柄の缶コーヒー、チョコレート、ヨーグルト、グミキャンディーの「4点セット」を摂取していたが、米国で同じ銘柄を入手することは困難。しかし、もう一つの「登板当日の部屋掃除」は行うつもりだ。

 「試合に行く時に、あとをキレイにしておかないと気持ち悪い。それは絶対に続けます」

 PL学園時の藤原弘介監督の教えで、世界と戦う。

続きを表示

2013年2月2日のニュース