マー君 初ブルペンで30球「キャッチボールの延長 まだこれから」

[ 2013年1月29日 14:24 ]

自主トレを公開した楽天・田中

 楽天の田中将大投手が29日、Kスタ宮城の室内練習場で練習を公開し、ランニングやキャッチボールのほか、ブルペンで捕手を立たせて約30球を投げ「体はしっかり動いているので、あとは野球の部分での慣れかな」と順調な調整ぶりを披露した。

 ことし初めてスパイクを履き、ブルペンでの投球も初という。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)使用球を使い、マウンドの傾斜の感覚を確かめるように投げ込んだ。「キャッチボールの延長みたいな感じ。まだまだこれからです」と話した。

 1月はチームメートの小山伸、青山、辛島、釜田とトレーニングに励んだ。WBC代表入りはほぼ確実で、例年よりも早い調整が求められるが「WBCも頭に入れて自主トレしてきた。焦らず自分の準備をすれば大丈夫」と2月のキャンプを見据えている。

 昨季は10勝を挙げたが、腰痛で離脱するなど満足がいく1年ではなかった。「先発ローテを守りたいというのは毎年のテーマ。そこは変わらずやっていきたい」と目標を掲げた。

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2013年1月29日のニュース